各種予防・健康診断|高松市の動物病院をお探しの方は、犬・猫の不妊・去勢をはじめ腫瘍、ヘルニアなど幅広い手術を行える林動物病院まで気軽にご相談ください。土日も診察しております。

各種予防・健康診断

混合ワクチン

ワンちゃん、ネコちゃんのまわりには様々な感染症のリスクがあり、その中にはワクチンの接種で予防可能なものが多くあります。恐ろしい感染症から大切な家族を守るため、適切なワクチン接種をすべきです。

特に、ワンちゃんでは、イヌジステンパーウイルス感染症、イヌパルボウイルス感染症、イヌ伝染性肝炎、ネコちゃんでは、ネコ汎白血球減少症(パルボウイルス感染症)、ネコヘルペスウイルス感染症、ネコカリシウイルス感染症、を予防するためのワクチンはコアワクチンといわれ、全ての犬猫に接種する必要があると考えられています。
その他、ワンちゃんではレプトスピラ症、ネコちゃんではクラミジア、ネコ白血病ウイルス感染症など、飼育環境によって接種したほうがよい病気もあります。

ワクチンで予防できる病気について、ワクチンの種類や、接種方法など、お気軽に当院までお聞きください。

フィラリア予防

フィラリアは、心臓(主に肺動脈)に寄生する線状の寄生虫です。
感染した場合、無症状のこともありますが、腹水や咳、突然死などの心不全に関連する症状がよくみられます。これは蚊に刺されることで感染しますが、予防薬の投与により簡単に予防できます。予防薬には、飲み薬、滴下薬(皮膚につける)、注射薬といった様々なタイプがあります。

当院では、フィラリア予防は飼い主様の義務といっても過言ではないと考えております。簡単な予防でこの重大な感染症をしっかり予防しましょう。
また、万が一感染している場合、不用意に予防薬を投与すると重大な副作用を示すことがありますので、予防前にはフィラリアの検査をすることをお勧めしております。詳しくは当院までご相談ください。

ノミ、ダニ予防

ノミは、外出することのないワンちゃん、ネコちゃんでもつくことがあります。
ノミがつくことにより、皮膚病が引き起こされたり、ある種の寄生虫を媒介することもあります。大切なペットがノミで苦しむことのないよう、定期的な駆除により予防することが勧められます。

ダニは、必ずしも山だけにいる訳ではなく、そのあたりの草むらなどにも潜んでいることがあり、普段の散歩などで寄生してしまうことがあります。
血を吸うと大きくなり気づきやすいですが、付いた直後は非常に小さく毛の間に隠れると見つけるのは困難です。特に犬では寄生したダニからバベシアという恐ろしい伝染病をうつされることがあり、これを発症するとひどい貧血を起こし最悪の場合死に至ることもあります。

この病気はどこにでもあるものではありませんが、香川県では非常に多く発生がみられるため特に注意が必要です。
また、ダニは近年人で問題になっているSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の感染源であり、ダニあるいはこの病原ウイルスを動物が媒介する可能性が指摘されているため、動物だけではなく人の健康や命を守るためにも定期的なダニ駆除・予防が非常に重要です。

ノミおよびダニの予防・駆除薬には様々な種類のものがあり、経口タイプ(犬のみ)、滴下タイプなどがあり、薬剤の種類や効果も様々です。市販されている製剤では効果が不十分だったという経験もありますので、病院での処方薬の使用をお勧めします。

狂犬病

狂犬病は、犬や人を含むすべての哺乳類が感染し、発症するとほぼ100%死亡する恐ろしいウイルス性の感染症です。

日本では50年以上国内でのワンちゃん、人での狂犬病の発症はありませんが、現在でも世界中で非常に多くの感染例、死亡例が確認されています。
日本では、狂犬病予防法によりワンちゃんを飼育する場合には狂犬病ワクチンの接種と犬の登録が義務づけられおり、毎年4月1日から6月30日の間(3月2日以降の接種であればこれにかえられる)に一度のワクチン接種をおこなわなくてはなりません。

健康診断

ワンちゃん、ネコちゃんは、私たち人間よりも急速に年をとります。外見は変わらなくとも年齢を重ねるごとに体の中では少しずつ変化が起こっていることがあります。少しでも長く、健康で楽しく飼い主様と過ごしてもらうためにも、健康に見えるときから定期的な健康診断をおこなうことが勧められます。

お家や動物病院での観察や身体検査はもちろんですが、血液検査や尿検査、糞便検査、画像検査などの詳しい検査も定期的に行うと良いと思われます。目安としては1歳以降では年に1回、7歳齢以降のシニア期には年に2回程度の検査を行うとよいでしょう。

健康診断の内容や意義、費用などについて知りたい方は、来院時にお気軽にご相談ください。

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