コラム
バベシア症(まとめ)
ノミ・ダニ予防2018.03.29
【動物】犬
【病原体】バベシア原虫(主にBabesia gibsoni):赤血球に寄生し破壊する
【感染源】マダニ(香川県内ではバベシア保有率高いと思われる)
【症状】元気、食欲の低下など
粘膜色の変化(歯茎や舌などが白っぽくなる)、尿の変色(赤色、濃黄色)
【検査】血液塗抹の観察、PCRによるバベシアの検出
溶血性貧血、血小板減少、CRP上昇
発熱、脾腫 など
【治療】注射薬によるバベシアの駆虫、対症療法
内服薬による維持療法(1-2ヶ月程度継続)
【予後】治療に反応すれば状態は改善する
バベシアは生涯保有することが多く、再度発症することもある
【予防】マダニの寄生予防、駆除(定期的な駆虫!(年間を通してが望ましい))